Autumn in New York


Autumn in New York
Why does it seem so inviting?
Autumn in New York
It spells the thrill of first nighting

Glittering crowds and shimmering clouds
In canyons of steel
They're making me feel
I'm home

It's autumn in New York
That brings the promise of new love
Autumn in New York
Is often mingled with pain
Dreamers with empty hands
May sigh for exotic lands

It's autumn in New York
It's good to live it again





1934年、バーノン・デュークの作詞・作曲。1932年のレビュー「Walk a little faster」で彼は『April in Paris』を書いていたので、その続編と見られがちなのですが全く関係なく、ショーのクロージング曲として使われていたそうです。その後ルエラ・ホーガンのレコードがヒットすると、50年〜60年代にかけてジョー・スタッフォードはじめテディ・キングメル・トーメ、エラ・フィッツジェラルド、ローズマリー・クルーニーサラ・ボーンなど多くのジャズ歌手によって歌われ、ジャズのスタンダード曲となりました。個人的にはチェット・ベイカーの柔らかなトランペットの音がこの曲に合っているような気がして好きです。MJQケニー・ドリューの演奏もいいですね。最近ではキャロリン・レンハートもこの曲を取上げています。「ニューヨークの秋はどうしてこんなに人を惹きつけるのか。新しい恋を約束してくれるニューヨークの秋、…」と大都会の魅力を甘くてちょっとセンチメンタルなメロディーに乗せています。

このサイトではニューヨークの写真を山崎さんという写真家の方から数多くお借りしています。山崎さんはご自身の「DEEPBLUE」というサイトでニューヨークの写真を数多く掲載され、 それがとても素敵だったのでお願いして使わせていただくことにしたのです。何故かニューヨークの風景はとても絵になるというか、ジャズの曲にピッタリ合ってしまうから 不思議です。私の通勤している横浜の「みなとみらい」という所も、夜景など絵になるスポットが数多くあるのですが、でもジャズのバックにはならない。 やはりニューヨークが合うんですよね。多分…、ですけれど、ニューヨーク独特の空気の”匂い”みたいなもの、それを伝えてくれるのがジャズではないかと思うのです。 特にジャズのライブハウスなんかにはそれが凝縮されているみたいな…、そんな気がします。人々の熱気、喧騒、タバコの煙、アルコールの香り、溢れるサウンド、 ホットな空気が空間を被い、また時にはクールな空間になって…、そんな空気をジャズのサウンドは違和感なくストレートに伝えてくれる、と私は思っています。 ですので、ニューヨーク発信のジャズはニューヨークの秋だけではなくて、すべてのニューヨークの良さを伝えてくれるメッセンジャーなのではないでしょうか。 それにしてもこの曲、ニューヨークの秋がどんなに素晴らしいかをクールに伝えてくれますね〜^/^


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PHOTO PRESENTED BY RYU YAMAZAKI
     Ryu's Photo Gallery 【DEEPBLUE】
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