
Look at me,
I'm as helpless as a kitten up a tree
And I feel like I'm clinging to a cloud,
I can't understand, I get Misty just holding your hand.
Walk my way and a thousand violins begin to play,
or it might be the sound of your hello,
That music I hear ,I get Misty the moment you're near.
You can say that you're leading me on ,
But it's just what I want you to do,
Don't you notice how hopelessly I'm lost,
That 's why I'm following you.
On my own, would I wander through this wonderland alone,
Never knowing my right foot from my left,
My hat from my glove, I'm too Misty and too much in love.
静かなジャズの代表的ナンバー。
1954年、ピアニストとして有名なエロール・ガーナーが作曲、翌1955年ジョニー・バーグによって詩がつけられました。
ジョニー・マティスのボーカルのヒットでジャズファン以外でも有名ですが、本格派ジャズ歌手の筆頭、サラ・ボーンもこの曲を熱唱しています。他にはジューン・クリスティ、ジュリー・ロンドン、キャロル・スローン、ダイアン・リーブスやビリー・ホリデイの再来と言われるレディ・キムもこの曲を歌っています。インストでもジョニー・ホッジス、ケニー・ドリュー、レイ・ブライアントなど多くのアーティストがこの曲を取り上げています。
この曲、昔から大好きな曲でした。スローでムードがあって、ロマンチックでいいですよね。
日本で霧が発生するってそれ程は多くないと思いますけど、私が住んでいる関東地方では、3月頃霧みたいな靄(もや)がかかる事がたまにあります。
それも夜とかで、ほんわりとどこからか沈丁花の柔らかくて甘い香りがしてきたりすると、ちょっとムードがあっていいですよね。なにかちょっと切なくて、
心がしめつけられるような甘酸っぱい気持になったりすることってありませんか。
昔、大学2年か3年の頃だったと思いますが、庄司薫の小説を映画化した「赤頭巾ちゃん、気をつけて」というのがありました。青春の揺れ動く心を描いた映画で、
岡田裕介と森和代のフレッシュコンビがとても印象に残っています。なかでも、舞台が東京の山の手、季節も冬の終りから春にかけてということで、
印象としては春の夜の甘くて切ない、そしてちょっぴり妖しい雰囲気も備えたMISTYな映画でした。
そんな役をやってくれた岡田裕介は、今では東映の社長さん、森和代は俳優・森本レオの奥さんになっているんですからね。そう言えば、僕はあの映画で森和代に憧れたなァ
。初々しくて清楚で、ちょっぴりキュートな感じが何とも素敵だった…。でも結婚してからの彼女、完全に森本レオの独占状態で(←ひがみ?)全く表面に出ることはありません
でした。
やはりMISTYの世界に消えてしまったのでしょうか。