Someday My Prince Will Come


Someday my prince will come
Someday I'll find my love
And how thrilling that moment will be
When the price of my dreams come to me
He'll whisper "I love you"
And steel a kiss or two
Through he's far away I'll find my love some day
Someday when my dreams come true

Someday I'll find my love
Someone to call my own
And I'll know her the moment we meet
For my heart will start skipping a beat
Someday we'll say and do
Things we've been looking to
Though she's far away I'll find my love some day
Someday when my dreams come true


ディズニーのアニメ映画『白雪姫』(『Snow white and the seven dwarfs』)で使われた曲。白雪姫が小人たちに歌った曲で、映画では白雪姫の声を担当したエイドリアナ・カセロッティが歌ってヒットしました。曲自体は1937年のアカデミー賞にもノミネートされています。作詞ラリー・モーリー、作曲フランク・チャーチルのコンビで、他にもディズニーの『バンビ』『ピーター・パン』などの作品を残しています。チャーチルはまた、『ダンボ』や『3匹の子豚』の「狼なんか怖くない」の曲も書いています。今でこそディズニー音楽といえばその洗練されたセンスのよさと水準の高さには定評がありますが、当時この映画がディズニーのアニメ映画の最初の長編作品であり、映画界では悲観的な予測が大勢を占めていたそうです。しかし大方の予想に反しこの映画は大成功を収め、その後のディズニー映画発展の幕開けとなりました。

ジャズのスタンダードとしてはこの曲、意外と採りあげ方が少ない気がします。一番有名なのはやはりマイルスの同名のタイトルアルバムではないでしょうか。1961年の作品で、ジャケットの女性はマイルスの奥さんと言われています。その他ではデイヴ・ブルーベック、ビル・エヴァンス、ハービー・ハンコック、キース・ジャレット、ケニー・ドリューなど、何故かピアニストが好んで採りあげています。ボーカルではレナ・ホーンヘレン・メリル
サリナ・ジョーンズカサンドラ・ウィルソンなどが歌っています。




実は最近初めて「ディズニー・シー」なるところへ行ってきましたが、そこで繰り広げられていたミュージカルやショーを見て驚きました。とにかくスゴい。もう本格的というか、レベルの高さはまさに本場そのまま。その後すぐにリピーターとなり(今度は一泊で!)、そこで聴いた「That's Disneytainment」に感激して、そのCD(『東京ディズニーシー/ザッツ・ディズニーテイメント・アフターダーク』)を記念に買ってきました。その中には当日演奏されたのと同じ曲、『Jumpin at the Woodside』 とか『Caravan』 『Sophisticated Lady』 『Tuxedo Junction』 『Take the A Train』 『It Don't Mean a Thing』など、この小サイトで取り上げている曲も多数入っていて、僕にとって大切な宝物になりました。そのCDを聴くとあの日の感動が甦ってきます。音だけじゃなくて、目で見て楽しめるショー。ジャズはこういうふうに楽しむものなんだという、まさに目から鱗が落ちる思いがしました。

「私の胸をときめかせてくれる誰かが、きっとどこかで待っている。いつの日か、私の王子様が現れるでしょう・・・」とは、何とも乙女チックな曲ですよね。でもこれはすべての女性がいつかはきっと夢見ることなのでしょうね。晴れて結婚する時は誰もがお姫様と王子様。いつまでもその状態でいられればお互い幸せなんですけど・・・。 (微笑)





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