Stardust




And now the purple dust of twilight time steals across the meadows of my heart
High up in the sky, the little stars climb always reminding me that we're apart
You wandered down the lane and far away leaving me a song that will not die
Love is now the stardust of yesterday the music of the years gone by

Sometimes I wonder why I spend the lonely night dreaming of a song
The melody haunts my reverie and I am once again with you
When our love was new, and each kiss an inspiration
But that was long ago, now my consolation is in the stardust of a song

Beside a garden wall, when stars are bright you are in my arms
The nightingale tells his fairy tale of paradise where roses grew
Tho' I dream in vain in my heart it will remain
My stardust melody, the memory of love's refrain





1927年ホーギー・カーマイケルにより作曲されましたが、歌詞はその2年後にミッチェル・パリッシュによって作られました。カーマイケルは1899年、インディアナ州生まれ。最初弁護士になるつもりでインディアナ大学の法科を'26年に卒業、'27年にはフロリダの法律事務所に就職しました。 その後マイアミで法律事務所を開くまでになりましたが、音楽への夢は断ち難く、同年故郷へ戻ります。そのとき母校の庭で夜空を仰ぎながら、 かつての恋人ドロシーのことを思い出して作ったのがこの≪スターダスト≫のメロディーと言われています。

当時は「Barnyard Shuffle」という題でもっとアップテンポの曲だったそうですが、彼の同級生で『Georgia on My Mind』を作詞したスチュアート・ゴレルに言われて 曲名を『Star Dust』とし、また他の音楽仲間からはもっとテンポを遅くするようアドバイスされて今のようなスロー・バラードになっていったようです。 初めのうちは歌詞なしの演奏のみでしたが、'31年、ルイ・アームストロングによって初めて歌われました。その後'36年にはトミー・ドーシー、ベニー・グッドマンが レコーディングを行い、'40年にはアーティー・ショーのレコードが大ヒット、またライオネル・ハンプトンの ≪Just Jazz Concert≫の演奏は歴史的な名演と言われています。あのクリフォード・ブラウンも「クリフォード・ブラウン・ウイズ・ストリングス」で素敵なトランペットを聴かせてくれています。ベン・ウェブスターレスター・ヤングのテナーも痺れます。ボーカルではサッチモの後ビング・クロスビー、ビリー・ウォードナット・キング・コールらによって歌われヒット、その後
エラ・フィッツジェラルドサラ・ボーンはじめ多くの歌手に受け継がれながら、この曲は名曲中の名曲になっていったのです。




この曲、大好きな曲です。メロディーも、詩も素敵です!いつ聴いてもなんてロマンティックな曲なんだろうと 感動的な気持ちになります。 その昔、TVで『シャボン玉ホリデー』という番組があって、その終わりにザ・ピーナッツがこの曲を素敵なハーモニーで歌っているのが強く印象に残っているんですよね。 (知ってるアナタ、古いですね〜!) そう、彼女達が歌う「びさ〜ぃ・だ・がーでん・ぅおー」を聴くと何となくホッとして和んでいたんです。 でもこれが≪スターダスト≫の聴きはじめだったって人は、多分結構いるのではないかと(自分がそうだったから)思っているのですが…(^^ゞ ところでハーモニーといえば、ブルー・スターズというグループもジャズ・コーラスで素敵なハーモニーを聴かせてくれています。

で、こんなに素敵な曲があるのですから、いつかこの曲を ”二人で”聴いて、”二人で”ロマンティックな気分になれたら…な〜んて甘い夢をかつては見ていたンですけど、 とうとうそのチャンスも訪れないまま、もう青春時代は遠い過去のものに。(T_T) でもでも…、この曲がある限り、いつでも聴けるしいつ聴いても素敵な気分になれるって やっぱりこの曲は素晴らしい!この曲がある限り、生涯青春だ〜!!








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