You and the Night and the Music



you and the night and the music

Fill me with flaming desire
Setting my being completely on fine
you and the night and the music
Thrill me but will we be one
After the night and music are done

Until the pale light of dawning and daylight
Our hearts will be throbbing guitars
Morning may come without warning
And take away the stars
If we must live for the moment

Love till the moment is through
After the night and the music die
Will I have you




作詞ハワード・ディーツ、作曲アーサー・シュワルツ。1934年、ミュージカル『Revenge with music』のために書かれた曲です。ディーツは1896年生まれ。1914年、コロンビア大学へ進みますが、そこには1歳年上のオスカー・ハマーシュタインUや ロレンツ・ハーツがいて、奇しくも将来の大作詞家達が3人も揃ったことになります。彼はMGMに入社し、1930年代には映画の広報といった忙しい部署を担当しましたが、 その最も忙しい時期に多くの作品を残しています。一方のアーサー・シュワルツは、14歳のときからサイレント映画の伴奏ピアニストの仕事をしていたそうですが、 大学卒業後には弁護士になったという変り種です。 この二人、1928年からソングライター・チームを組みますが『アローン・トゥゲザー』『ダンシン・イン・ザ・ダーク』 『バイ・マイセルフ』などの名曲を生み出しました。

この曲、チェット・ベイカーのムードたっぷりな歌いっぷリとリリカルなトランペットがよく知られていますが、ビル・エバンス、キース・ジャレット、ハンプトン・ホーズなどの 演奏もよく聴かれているようです。フランク・シナトラや
ジュリー・ロンドンのボーカルも素敵です。

私的には、ついにというか、やっとというか、この曲を立ち上げるところまでこぎつけることが出来て「嬉しい」の一言です。なにしろこの小サイトのサブタイトルにもしている くらいなんですから。(^^ゞ 題名だけでも素敵だと思いません?「貴方と夜と音楽と」なんて洒落ていますよね。そもそもジャズのスタンダード曲で題名に≪music≫と入っている 曲はこの曲しかないらしい?ですよ。それにこのメロディー、もともとスイングし易く出来ているんだけども歌い方によってはとてもムードが出てくる、そんな感じがします。 そのときの気分によって色々なプレイヤーの歌や演奏を聴き比べてみると、面白いというか、違いがはっきり出てくるのがこの曲だと思います。

それでは、ようやくこの曲が立ち上がったことを祝して、≪乾杯!≫を独りでしてきま〜す♪( ^_^)/C□
YOU&♪NIGHT&♪MUSIC!!




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